2023年名古屋難民10大ニュース

本年中の活動へのご理解・ご協力に感謝申し上げます。
2023年における難民にまつわるニュースを、名古屋地域のものを中心に10個ピックアップしました!
ぜひご覧いただき、難民をめぐるこの一年の状況を振り返っていただければと思います。
各ニュースの詳細については、PDFをご覧ください。

2024年は、改定入管法の全面施行が予定されるなど、難民を取り巻く状況がさらに厳しくなることが予想されます。
名古屋難民支援室はこれからも、国際的な保護を必要とするすべての人に適切な保護が提供されるよう、支援を続けます。
来年も変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

<2023年名古屋難民10大ニュース>

  1. アフリカ出身のLGBTを理由に迫害を受けるおそれがあり逃れてきた難民が、申請から5年後に一次手続きで認定
  2. アフガニスタン旧政権関係者など9件28人全員認定、他方、政変以前から難民申請しているアフガニスタン人は未だに難民認定されず
  3. 東海地域に暮らすロヒンギャ難民、未だに認定されず、在留資格も週28時間以内の就労制限付き特定活動6か月のまま
  4. 出張所での難民申請受付に関する運用改善
  5. 入管法改悪
  6. 名古屋地域でも難民申請者増加
  7. 逃れた先の名古屋地域で、ホームレスになる難民
  8. 女性や子どもに関する相談が増加
  9. 難民食料支援を継続
  10. ウクライナ難民対象の大交流会、補完的保護の勉強会を開催

また、「10+1」として、名古屋難民支援室のウェブサイトなどのリニューアルと声明の発信についても触れています。